寒い時期はご用心

こんにちは、TOMPKINS水戸の大橋です
12月も残りわずかとなりましたが、日によってそこまで寒くない日があったり、冷え込みの強い日があったりと体調管理が難しいこの頃です
時計についてこの時期に多くなる(気がする)のが
「時計の電池交換」
のご依頼です
通常のクオーツ式の腕時計には直径数mmのボタン電池が入っていますが、多くのクオーツ式腕時計の電池は2〜3年で電池容量が無くなって針が止まってしまいます
(中には止まる直前に秒針が4〜5秒止まっては動くようになって、使用者にサインを送ってくれる時計もありますね)
止まった時は新しい電池を入れればまた動き出してくれますが、使用の状態によってはクオーツ式のものでもゼンマイの時計と同じようにオーバーホールが必要になることもあります
さて、このようなクオーツの時計ですが今のような寒い季節に止まってしまうことがしばしば起こります
そもそも電池は20〜30℃くらいで内部の化学反応がよく進むようになっているので、極端に気温が低いところにあると化学反応が進まずに電圧が下がってしまうのです
冬場、携帯電話など電化製品のバッテリーの持ちが悪く感じたことがある人も多いと思いますが、それと同じことが時計でも起こっているんですね
人間も寒い日は動きが鈍くなりがちですが電池にも同じことが言えるので、寒い環境でご使用の際はそのことを思い出してくださいね