TOMPKINSブログ

じゃない方のサントス

TOMPKINS 水戸
まだまだ寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

春も一歩一歩確実に近づいてきていますので暖かくなる季節までもう少しの辛抱ですね


本日は上品なデザインで紳士的に見えるカルティエから、王道モデルと派生モデルで選択に悩む2本を取り上げてみます


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CARTIER
サントス ドゥ カルティエ LM

写真左
品番 : WSSA0037
価格 : ¥957,000-(税込)

写真右
品番 : WSSA0018
価格 : ¥885,500-(税込)

いずれも自動巻き、スティール、ケースヨコ39.8mm、10気圧防水


カルティエのサントスは本ブログや各種メディアで何度も取り上げられているとおり、腕時計として歴史上初めてデザインされたという逸話のある一本です

文字盤のレイルウェイ目盛りやベゼルとブレスレットのビス留めのデザインには、エッフェル塔や地下鉄などに代表される近代化の進んだ19世紀後半のパリのイメージが強く投影されています


さて、カルティエらしい時計を選ぶなら上の写真のうち白い文字盤を持った右側の時計であることは間違いありません

サントス以降にデザインされた時計はケースのシルエットこそ角型、トノー型、楕円形、果ては歪(いびつ)に変形したものまで多岐に渡りますが、その文字盤は基本的に全て白で統一されています

カルティエが腕時計を制作した初期は主にブルジョアジーがその顧客だったと思われますが、社会的階層が高い方々が着用するにあたってはフォーマルな白文字盤が好まれたのも自然な成り行きと言えますね


しかしながら定番品も安心感があるのは当然とは言え、ひと捻り加えたくなる方もいることを知ってかカルティエでは定番色以外に男性ウケの良いグレーダイアルも用意しているのです

正統派の白文字盤とは違ってちょっと不良っぽい雰囲気で色気が増すように見えるでしょうか



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皆が選ぶ定番色を舗装された大通りとするならば、敢えて選ぶグレーダイアルは進む道を自ら切り拓く獣道

なんて言ったら大袈裟になるかも知れませんが、いずれにせよこの時計を着けることで立ちはだかる困難も華麗なステップで切り抜ける、そんなスマートな男性に近づける気がしませんか


飛行機を駆ったサントス=デュモンその人や、腕時計を作ることでそれをサポートしたルイ・カルティエの二人のように、周りに振り回されずに自分らしさを追い求める強い意志のある人には是非個性を放つサントスウォッチを店頭で試してみていただきたいと思います





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