クリスマスが終わってお正月が来るまでのこの数日間は、来年へ向けて気持ちの整理をしたくなるインターバルのような期間です

一年をしっかり振り返って、新たな目標の材料を見つけたいですね


さて、2020年最後にご案内する時計選びのヒント「か」は

“ カウンターウェイト ” です


聞き慣れない方も多いかもしれませんが、カウンターウェイトとは針のおしり側に突き出た部分のことを言います

文字盤中央に取り付けられる秒針やクロノグラフ針はその先端が文字盤の縁まで伸びることが多いですが、長いうえに回転速度が速い秒針は時間を指す先端方向に伸びただけでは回転軸への負担が大きくなってしまいます
そこで時間を指す方向とは反対側におもりをつけることでバランスをとって負担を減らしているのですね



（通常のカウンターウェイトの例。指針方向より短く太いのが特徴です）

せっかく話題に出しましたから、今回は個性的なカウンターウェイトをもった時計も合わせてご紹介します


まずはコチラ



BREITLING
ナビタイマー オートマチック 41

ブランドロゴにも使われる筆記体の “ B ” の文字がカウンターウェイトとして付けられています
気づくと嬉しいブライトリングならではのデザインですね



つづいてはコチラ



TAG Heuer
フォーミュラ１　クロノグラフ　Cal.16

カウンターウェイトにホームベース状の五角形モチーフが採用されています
タグホイヤーの中でもフォーミュラ１の一部モデルのみでしか見られない特徴です


上記のように特徴的なカウンターウェイトを持った時計は決して多くはありませんがデザイナーの遊び心が感じられる部分でもあるので、手に取ってみるのが初めての時計の場合は見落とさないようチェックしてみて下さいね




　　▼▼▼以下、大切なお知らせです▼▼▼