TOMPKINSブログ

時計選びのヒント「ゐ」

TOMPKINS 水戸
4月も本日から後半戦ですね

ここ数日は朝夕の冷えが戻っている感じもしますので、皆様も体調管理には十分お気を付けくださいませ

本日の時計選びのヒントは順番としては「ゐ」となりますが、さすがにこのままではキーワード探しはお手上げです

そこで今回はほぼ同じ発音である「い」に読み替えて選んだ

" インターチェンジャブル " をキーワードとさせていただきました



半年ほど前のブログでも触れたこのフレーズ、時計のベルトを工具を用いずに交換できるシステムのことですね

これまでは散発的なリリースがあった程度でしたが、ここ3年ほどは数多くのブランドが同時多発的に新作として発表することで知名度も上がりつつあります

ビジネスとプライベートの垣根を越えてアクティブに行動できるフットワークの軽さが求められる現代では、時計にも様々な場面で持ち主に合わせられる柔軟性が求められているのでインターチェンジャブルシステムが広まったのでしょう



インターチェンジャブルシステムを搭載する時計を得意としているブランドの筆頭がカルティエです

2000年代にはロードスターというシリーズで既にレザーストラップとメタルブレスレットのワンタッチ交換を実現していた同社

2018年リリースのサントスドゥカルティエ、昨年復活したパシャドゥカルティエなどが代表例ですが、先日のウォッチズ&ワンダーズでは新たにバロンブルーにもインターチェンジャブルシステムの採用が発表されています

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サントスの脱着部分。ケース裏側から差し込むだけで取付けは完了します


レザーストラップの種類も豊富なカルティエだけに、ストラップ交換で自分らしさを追求できるのはとても魅力的ですね




IWCも今年の新作ではインターチェンジャブルシステムを積極的に採用しています

ビッグ・パイロット・ウォッチ43とパイロット・ウォッチ・クロノグラフ41のいずれのシリーズでも「EasX-CHANGEシステム」と名付けた構造をもたせることでレザー、ラバー、メタルブレスレットの素早い交換を可能にしています

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ストラップ根元のパーツを押すことで素早く外すことができるEasX-CHANGEシステム。実物の到着が楽しみですね



ファッション感度の高い女性に人気のシャネルでは、ボーイフレンドシリーズで幅広いストラップのバリエーションを用意したうえでインターチェンジャブルシステムを取り入れました

シャネルの公式HPでは “ My BOY-FRIEND ” のキャッチコピーの下、キルティングパターンのカーフやツイード生地のストラップなど、シャネルならではの素材を選んで自由なカスタマイズをシミュレーションできます


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上記はほんの一例ですが、TOMPKINSでは他にもインターチェンジャブルシステム付きの時計が複数ご覧いただけますよ

今後も簡単に着せ替えのできる時計は増えていくことが予想されますので、持ち主の意のままに変身させられる最新の時計でTPOに合わせたコーディネートを楽しんでみるのはいかがでしょう?