TOMPKINSブログ

時計選びのヒント「け」

TOMPKINS 水戸

今日の水戸近辺も太陽がまぶしい快晴でした

日中は気温もグングン上がりますのでこれからの季節は熱中症にご注意ください


さて、本日の時計選びのヒント「け」に選んだキーワードは

“ ケースサイズ ” です


時計を選ぶ際はブランドや価格、デザインなどを総合的に判断して手に入れることになりますが、選んだ時計を末永く使おうと思った際に非常に大事になるのがケースサイズです

手首の太さによってバランスよく着けられるサイズは変わってくるので、ベストのサイジングは人それぞれになります

今回はケースサイズを大まかに分けて、それぞれのケースサイズの時計がどういった印象に見えるのかおさらいしてみましょう



その① : ケースサイズ38mmアンダークラス

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例 Cartier ロンド ソロ MM (ケースサイズ36mm)

クラシックなサイズが好みなら38mmアンダーのコンパクトなものを選ぶと良いでしょう
コンパクトな分着用時のストレスは少なく、手首の細い方でもバランスよく見せることが出来ます
ここ数年ではアンティークウォッチの人気の高まりを受けて小ぶりな時計の人気も再燃していますが、現在生産されている時計から選ぼうとすると選択肢がまだまだ多くないのが実情です
なお、ベルト幅が太めのものを選ぶとレディースウォッチらしく見えてしまうことを避けられますよ



その② : ケースサイズ40mmクラス

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例 BREITLING プレミエ オートマチック デイ&デイト 40 (ケースサイズ40mm)

最もバリエーションが多く製造されているのが、2021年現在のスタンダードサイズである40mm前後です
各ブランド選択肢は幅広く、ドレッシーなものからスポーティーなものまで好みに合わせて時計を探しやすいサイズと言えます
着け心地にも優れる一方でデザイン的にもオーソドックスなものが多く、二重の意味で飽きずに長く使える時計となるはずです



その③ : ケースサイズ43mmオーバークラス

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例 OMEGA シーマスター ダイバー300M (ケースサイズ43.5mm)

今から10~20年ほど前に全盛期を迎えて以降も一定の人気を保っているのが43mmオーバーのサイズとなります
回転ベゼルやクロノグラフなどの付加機能が付いたり、写真のシーマスターのようにセラミックに代表される特殊な素材が用いられるなど個性的な時計が盛りだくさんとなるのもこのサイズの特徴です
小さい時計以上にデザインが凝っていて、見ていると心奪われるものも多いですが、細い手首では持て余してしまう場合もあるので試着などをして慎重に見極める必要があります


写真でモデルとなった手首のサイズはいずれも16.5cmと男性としては平均よりやや細めの腕での着用イメージとなりますので、もっと腕の太い方は大きい時計でもバランスよく着けることが出来るはずです

これから夏本番が近づき、半袖となって腕時計がポイントとして目立つ季節となります

上品に演出するか、またはパワフルな印象を与えたいか、選ぶ時計によって人に与えるイメージは大きく変わってきますので、是非店頭で様々なサイズの時計を試着してみて下さいね