残暑厳しい日々が続いている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか？

秋の味覚も待ち遠しいところですが、体調に気を使いながら残り少ない夏を楽しみましょう


本日の時計選びのヒント「ゆ」で取り上げるのは

“ 夢のある時計 ” です



時刻を確認するという目的のために古くから様々な時計が作られてきましたが、その中には一見してもその便利さが伝わりづらい、特殊な機能がついたものも存在します

今回は実用性という観点だけでは語りきれない、機械式時計ならではの夢のある時計をご紹介していきますよ


夢のある時計その①：西暦表示付き永久カレンダー

時計におけるカレンダー機能には様々な種類があり、その中でも王様と言える機能が４年に一度の閏年もカレンダーがずれないという永久カレンダーです

一般的なものは日付設定するときのために現在が閏年から何年目であるかという表示（例：L⇒１⇒２⇒３⇒L⇒１...の繰り返し。Lは閏年を表すLeap Yearの頭文字。）が付いていますが、TOMPKINSでも取り扱いのあるIWCでは閏年表示の代わりに4ケタの西暦表示が付いた更に複雑な永久カレンダー機能を開発・製造しています

４年で１サイクルとなる通常の永久カレンダーと異なり、西暦表示付きの場合は文字盤に同じ時刻が表示されることが二度とないため、戻らずに進み続けていく時の流れを表すようで時間の大切さを感じずにはいられません


IWC ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー。西暦表示の百の位のパーツはおよそ80年後の2100年に数mmだけ動くために既にスタンバイしています




夢のある時計その②：ワールドタイマー