XとVとIIIで、何て読む?

こんにちは、TOMPKINS水戸の大橋です
少し前に関東も梅雨入りして、晴れだったり雨が降ったりと天気が落ち着かないこの頃ですね
天気は不安定ですが、時計は安定感あるものがイチバン
というわけで安定感あるブランドの新作をご紹介します
IWC パイロット・ウォッチ・マークXVIII ("じゅうはち"です)
自動巻き ケース径40mm 6気圧防水 軟鉄製インナーケースによる耐磁 ¥648,000-(税込み)
以前も革ベルトのタイプが入荷していましたがブレスレット仕様は今回が初入荷です
文字盤は計器からとったと言われる見やすさ最優先のデザインであり、かつケースとブレスレットは全体的に艶のないサテン仕上げになっていて、パイロットウォッチの王道の作りと言えます
今回はブレスレットの作りにも注目してみましょう
閉じてしまえば見えなくなるパーツにも丁寧なペルラージュ仕上げ(魚のウロコの様な模様です)が施されています
実はこのパイロットウォッチシリーズのブレスレットには秘密があります
なんとバックル部分の"IWC"と書かれているパーツがボタンになっていて、ブレスレットの長さを工具なしで調整できるのです
バックル内側、奥の方のギザギザを見て下さい
この状態で縮んでいるブレスレットが表のボタンを押しながら引っ張ることで、
簡単に伸ばせます
刻みは1mmごと6段階あり、最大6mmまで調整可能
時間帯や季節によって好みのサイズにすぐ変えられるのでとっても便利な機能ですね
サイズは大き過ぎず小さ過ぎずの40mm。
無駄のないデザインで若者から渋い大人まで年齢を問わずに、またビジネスから休日のカジュアルまで対応できるオールラウンドな時計になっています
ねじ込みリューズでの6気圧防水に加えて耐磁インナーケースを採用しているにも関わらず、ケースの厚さはわずか11mmと自動巻きとしてはとてもスマート
着用時のストレスは少なく、リラックスして使える時計だと思います
IWCのパイロットウォッチシリーズは遡ると1936年から作られていますが、有名なのはイギリス空軍に納品されていた手巻きのマークXIです
なんでもパイロットに支給される様々な装備品のうち、腕時計に振られた番号が偶然11番目だったのでマークXIという呼び名になったとか
マークXIは1948年から1980年代までの長い間製造が続けられ、1992年には自動巻きのマークXIIに進化しました
これを皮切りにIWCのパイロットウォッチは定期的にモデルチェンジを繰り返し今年のマークXVIIIとなるわけですが、そんな歴史を知ってからこの時計を眺めるとシンプルながらも伝統ある深みが感じられませんか?
このマークXVIIIの他にもパイロットウォッチシリーズは並んでいるので、ご来店時は是非試着をして男のロマンを感じてみてください