青いエル・プリメロ

今年は青色を使ったものが多く出ております
私も青は大好きな色で、
スーツでもネイビーや青いシャツが多くあります。
プライベートでも、藍染、インディゴ染めの
洋服を購入した、石川です。
時計業界も青いダイヤルのものが今年は多く出ており、
ゼニスのオープンも青いダイヤルが限定で発売されました。
その名も「エル・プリメロ クロノマスター パワーリザーブ シャルル・ベルモ モデル」
ところで、このシャルル・ベルモという人物は何者か
![top-icon-charles-vermot[1]](http://livedoor.blogimg.jp/tompkins_sano/imgs/6/8/687c27c2-s.jpg)
これからゼニスの歴史に少しふれます

1970年代初頭、クォーツ時計の出現により、
スイス時計業界は大きな危機に直面していました。
ゼニス社も例外でなく、
時計の製造をクォーツに限るという命令まで出てしまいました。
ゼニスの技術の責任者を当時やっていた、
シャルル・ベルモはクロノグラフの製造を専門としており、
エル・プリメロの製造にも原案から携わった人物です。
シャルル・ベルモはこの決定に背き、
優れた機械機構がきっとある日電池に打ち勝つ日が来るだろうと信じて、
エル・プリメロキャリバーの製造に関する重要な道具や資料を
隠すことに決めます。
そして時は流れ、
ゼニスは新たな経営者の手に渡り、新たな経営者に、
彼の業績が認められ、1984年にエル・プリメロの
製造を再び可能にしたという人物です。
そのシャルル・ベルモが好んだという青をダイヤルに採用し、
1975本限定で発売されました。