TOMPKINSブログ

時計も3Dの時代です!

TOMPKINS 水戸

皆さんこんにちは、TOMPKINS水戸の大橋です

1月もあっという間に終わってもう2月ですね
まだまだ寒い日が続きますが病気に負けず頑張って行こうと思います

今日はカルティエからこんな時計を紹介します

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バロンブルー ドゥ カルティエ クロノグラフ です

『青い風船』と名付けられたシリーズのこの時計、
カルティエらしくローマ数字をインデックスに用いていますが
黒文字盤のクロノグラフということもあり男性的な印象も強い時計です

しかし

この時計の一番の特徴は正面からでは全くもって伝わりません

ではサイドビューをどうぞ

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このとおり、横から見ても凸レンズのように丸いフォルムをしているのです
サファイアクリスタルからケースに向かってなだらかにカーブを描いていますよね!

そして個人的に一番グッとくる角度は次の位置からの見た目です

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う、美しい

斜めから見るとこのようにとても柔らかい曲線が際立ってきます
文字盤にも適度な段差やギョーシェ彫りを入れていますし
間近で見ると上品ながらも非常に複雑な表情を楽しめます


比較のためにカルティエよりもう一本登場してもらいましょう


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ご存知カリブル ドゥ カルティエです

昨年発表されたダイバーズウォッチも大好評の、
今やカルティエのメンズウォッチを代表するシリーズです

この時計は横から見るとこのようなルックスです

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ラグ(ベルトの付け根)が本体から斜め下に大きく突き出ていますね
元々ケース直径に比べて厚みが抑えられた時計なのですが
こうすることによって着け心地がさらに良くなります

艶消しの仕上げやエッジの立ったパーツを仔細に見ていくと
男性を意識して直線的な力強いデザインを意図したことが分かります



このように見る角度を少し変えるだけで同じ時計が
全く違う印象で見えることがしばしばあります。

時計のデザインも長い歴史の中で変遷を辿っているのですが
ケースのフォルムという観点では2000年代中頃から飛躍的に進化しています

その当時は大きく分厚い時計が市民権を得るようになった頃ですが
既存のケースをただ厚くしただけでは横からの見た目がどうしても間延びしてしまいます

そこでそれまであまり省みられなかったケースサイドのデザインに
各メーカーは本腰を入れ始めたというわけなのです

皆さんもお持ちの時計や店頭に並んでいる時計を眺める角度を是非色々に変えてみてください

何か新しい発見がきっとありますよ