TOMPKINSブログ

完成されたウォッチデザイン

TOMPKINS 水戸

こんにちは、TOMPKINS水戸の大橋です

本日の水戸周辺は春の陽気で暖かな一日となりました

朝の冷え込みも穏やかになりましたから、うっかり二度寝などしない様に気を付けなければならないですね

さて、本日は年度替わりでフォーマルな場面も増えがちな時期に活躍する時計をチョイスしました


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CARTIER
タンク ルイ カルティエ

品番 : WGTA0011
価格 : ¥1,438,800-(税込)

手巻き、18Kピンクゴールド、ケースサイズ33.7mm(タテ)×25.5mm(ヨコ)、日常生活防水


カルティエのみならず、腕時計全体の歴史上でも重要な一本と言えるのがこのタンクウォッチです

紳士向け時計はポケットウォッチが主流だった1900年頃、ラウンド型の時計本体にストラップを取り付けられるように改造された腕時計はありましたが、初めから腕に巻きつけることを前提にデザインされた時計はまだ存在しませんでした

そんな時代に様々な腕時計を考案したのが宝石商カルティエの三代目オーナー、ルイ・カルティエです

彼のデザインした時計はケース本体とストラップの一体化を目指したフォルムが特徴で、1904年のサントス、1912年のトーチュ、1917年のタンクと年を経るごとにシンプルで洗練されたものへと変化していきました

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ケースサイドが丸みを帯びたこのタンクウォッチはルイ・カルティエ自身も気に入って愛用したことから、そのまま彼の名前が付けられて100年以上経った今も製造され続けています

デザインした本人の名前が付くということからも彼のウォッチデザインの完成形と言って差し支えないはずで、試行錯誤を繰り返して辿り着いた無駄のないフォルムがかえって凄みを感じさせる時計です


時代に先駆けたタンクウォッチの誕生の後、ルイ・カルティエの予想通り男性向け腕時計は懐中時計に取って代わり、それまでは懐中時計を中心に製造していたスイスの時計メーカーも腕時計の開発に力を注ぐようになりました

その後はスイスの時計メーカーから今に続く数多くの名作が発表されることになるのですが、腕時計の歴史の中で重要な役割を果たした初期の作品が実は時計づくりの本場スイスではなくフランスで、しかも時計専業メーカーではなくジュエリーのブランドが生み出したという事実はとても興味深いポイントですね


100年前のパリの社交界でも活躍したであろうタンクルイ・カルティエは、現代でもこれ以上ないドレッシーな腕時計です

普段は実用的なスポーツウォッチを着けながらも、場面に応じた上品な装いにも対応しなければならない男性にはキーアイテムとなるはずなので、是非店頭で試着してみて下さい


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(これを着ければあなたもアラン・ドロンになれるかも



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